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認知症外来

認知症診断テスト

ご自身が認知症かどうか気になる方へ、自己診断テスト(外部リンク)がございます。
下記リンク先より、認知症チェックすることが可能です。
  • 認知症診断テスト

認知症とは?

私たちの行動は、脳によってコントロールされています。何らかの要因によって脳に障害が発生し、認知機能や記憶力が低下してしまうと、周囲の人とトラブルになったり、日常生活を送っていくことが難しくなったりします。やっかいな点は、このような変化は加齢によっても引き起こる可能性がある点というです。
原因が加齢によるものであるか、病的なものであるかによって、認知症かどうかの判断が分かれます。
また50-64歳で高血圧を発症している場合、血管性認知症のリスクが正常な人に比べて10倍にまで増大するといったデータがあります。また、糖尿病や食後高血糖の人も 正常な人に比べて発症率が高くなるといったデータがあります。
これらのことから、認知症は“脳のメタボ(生活習慣病)”と呼ばれることもあります。

認知症の原因は?

脳の機能障害をもたらす原因となるものは意外とたくさんあり、認知症のような症状をきたす原因となる病気は50以上と膨大な数があります。
ただ、その原因の割合で考えると、アルツハイマー型認知症や血管性認知症が多数を占めていて、全体の約8割となっています。

認知症を診察するなかで大事なことは、日常生活の状態をきちんと確認することです。初診時の問診では、日常生活の中でできていることやできていないことを、患者さんご本人とご家族などの双方から丁寧に聞いていきます。その後、必要に応じて認知機能テストや、近隣病院に依頼して MRIなどの画像検査を行ったうえで、認知症かどうかの診断を行います。画像検査によって硬膜下血腫などの病変が見つかる場合もあります。
認知症にはいくつかの種類がありますが、受診のきっかけとなるような、ご家族や介護者が困っている症状は、疾患によらず似ていることが多いため、鑑別だけにとらわれず、その人の性格や生活様式に応じた治療に重きを置いています。

薬を減らすか、やめることも重要です

間違った診断・処方で認知症が「悪化する」場合、時として薬を減らすかやめることも必要になってきます。薬は上手に使えば役に立ちますが、逆に使い方を誤ってしまうと悪化させてしまったり、認知症本人を危険な状態に追い込んでしまったりすることがあるといわれています。

そのような場合には、薬そのものに問題があるというよりも、処方する医師に問題があるということが考えられます。

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